信州蓼科高原 幻の献上寒晒蕎麦を味わう【※イベント内容変更となりました】
- 招待者限定

このイベントは、招待者限定の内容に変更となり、広報誌に記載した内容での実施はございません。
訂正し、お詫び申し上げます。
江戸時代、諸国266藩から将軍家への献上物は、季節ごとに品が定められていました。
信濃国伊那郡高遠藩と、信濃国諏訪郡高島藩の2藩が献上していたのが、夏用の蕎麦として食された「暑中寒晒蕎麦」。
秋に採れた蕎麦の実を袋に入れ、厳寒期(寒中・大寒から立春まで)に冷たい清流に浸し、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら約1ヶ月かけて乾燥させ、土蔵で夏までゆっくり熟成させる特別な蕎麦で、当時は信州蕎麦の中でも最高位に位置づけられる名産品でした。
このように熟成させた実の真ん中の部分を取り出して打った蕎麦はアクが抜け舌ざわりが良く、甘みがあり、シコシコ・モチモチとした食感が味わえ、茹でても白い色が変わらないといわれます。
1月下旬、献上寒晒蕎麦は、八ヶ岳からの清流に浸し寒風に晒すという仕込み工程の時期を迎えます。
最も寒さの厳しい時期のつらい作業でですが、こうして夏においしい寒晒蕎麦が味わえるようになるのです。
- 開催日2017年01月25日(水)
- 時間12:00~13:30
- お問い合わせ八ヶ岳蕎麦切りの会 代表 宮坂新一 TEL 0266-82-3556(勝山そば店)