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軽井沢アートフェス in 銀座NAGANO 2019〔DAY1〕

  • 当日受付あり


團 紀彦 氏 講演
「共生の思想と軽井沢における展開」(当日受付)
時間 16:30~17:30
料金 無料
定員 30名
近年、国内外の様々な領域で「共生」という文字をよく目にしますが、この「共生」という考えは、日本人建築家の黒川紀章氏が、生涯を通じて提唱し続けた思想であることをご存知でしょうか?
建築家・黒川紀章氏は、1950年代に「機械の時代から生命の時代へ」という新時代の都市と建築理念を提議し、一貫して生命の時代の建築・都市の研究と創造に取り組んできました。
黒川氏が1960年代よりテーマにしてきたメタボリズム、共生、リサイクル、エコロジー、生態系といった「生命の原理」のキーワードは、現在全世界が直面している問題であり、中でも「共生」は、環境社会、都市計画、政治理念にも用いられる思想になっています。
本企画では、19世紀末にカナダ人宣教師が訪れたことに始まり、今では日本を代表するリゾート地へと発展した軽井沢が、現在の魅力を失うことなく理想的に発展する上で、建築家・黒川紀章氏が提唱した「共生の思想」の実践がいかに有用であるかを、建築家・都市計画家の立場から團紀彦氏にお話して頂きます。
「軽井沢」×「共生の思想」による軽井沢の未来像をそれぞれに思い描いてみてください。 

「軽井沢:建築の魅力」展(会期中常設展示)
軽井沢は、古くは交通の要所としては栄えてきましたが、明治期より避暑地として知られるようになり、その後、皇室や政財界をはじめとする上流階級の避暑地として発展して来ました。
「軽井沢」は皇室、政財界などの上流階級から知識人、文化人、芸術家からも愛され、当時はまだ馴染みがなかった「別荘」を所有するようになります。
そこに建てられた別荘建築は様々な特徴がみられ、今ではそれらの別荘建築によって軽井沢の歴史を辿ることができるようになりました。
今回のアートフェスでは、軽井沢ブルー・プラークに認定されている建築の中から、代表的な建築十余件に加え、軽井沢美術館協議会の加盟各館の個性的な建築の写真資料を展示いたします。
高原の緑に埋もれた建築作品の数々をお楽しみください。

ゲスト
  • 團 紀彦 / DAN , Norihiko(建築家)

    <略歴>
    1956年神奈川県生まれ
    1979年東京大学工学部建築学科卒業槇文彦に師事
    1982年同大学大学院修士課程修了 1984年米国イェール大学建築学部大学院修了
    1986年東京に團紀彦建築設計事務所設立
    現在、日本デザインフォーラム代表幹事、青山学院大学総合文化政策学部教授

    <代表作>
    日月潭風景管理処、台湾桃園国際空港第一ターミナル再生計画、日本橋室町地区再生計画「コレド室町」、及び表参道HUGO BOSSなど。

    <主な受賞>
    新日本建築家協会JIA新人賞受賞、台湾建築奬首奬(2012年、2014年)、日本建築学会賞業績賞、日本都市計画学会デザイン賞、土木学会デザイン賞、第五十七回BCS賞受賞(日本橋室町東地区開発)等の幅広い分野で多数受賞

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