【開催中止】信州の伝統的工芸品「信州組子細工」及び「長野県手作り打上花火」の魅力発信
《2022年1月27日更新》
本イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止とすることにいたしました。
ご参加を予定されていた皆さまには誠に申し訳ございませんが、何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。
長野県長野地域振興局商工観光課
「信州組子細工」は、その名のとおり釘や接着剤などを一切使用せず、手作業で木を組み合わせ、美しい模様を創り出す、木の特性を生かして組み上げる伝統的な技術で、住宅様式が変化しているものの、障子や襖、欄間等の内装用木製家具に組子細工の技術が生かされています。
「長野県手作り打上花火」は、県内の神社の祭事に合わせた奉納花火が始まりで、八重芯菊花火を国内で初めて開発・完成させ、長野県独自の煙火として有名。長野冬季五輪大会の閉会式でも手作りの打上花火が上げられ、生産量は全国トップクラスで高い技術が受け継がれています。
いずれも歴史は古く、「信州組子細工」は江戸時代以前から、「長野県手作り打上花火」は18世紀の江戸時代から地域の人たちの生活の中に始まり、地域の手仕事として代々受け継がれてきました。
しかしながら、後継者不足という切実な問題に直面し、産地にとっては大きな課題となっています。
伝統の技による「信州組子細工」、神社の祭事と関係性が強い「長野県手作り打上花火」を通じ、人々の生活など地域全体の文化を次の世代へと受け継いでいくために、「信州組子細工」の制作工程の実演及び「長野県手作り打上花火の」模擬製品による製作工程の解説により熟練職人の技術をお伝えします。
【プログラム】
15:30~17:45(途中、休憩をはさみます)
「信州組子細工」「長野県手作り打上花火」の魅力発信(プレゼンテーション)
「信州組子細工」の製作の実演・説明、「長野県手作り打上花火」の模擬製品による制作工程の解説
17:45~18:15
展示品見学、フリートーク、物品販売
商品の数々をご覧いただきながら、熟練職人や地元の方とお気軽にお話しください。
また、信州組子細工の物品販売もありますので、是非ご覧ください。
※新型コロナウイルスの感染状況により、中止する場合があります
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長野県建具協同組合 理事 小林 隆雄さん
昭和40年、長野県長野市生まれ。昭和58年4月から栄建具工芸に弟子入り。修行を経て平成10年1月に小林建具店を再建。現在、親子二代で経営している。令和2年に長野県建具協同組合の理事に就任。また、信州組子細工部会の設立メンバーの一人で、信州組子細工部会部会長を担当。伝統的な木工技術を生かしながら、信州組子細工の普及・継承のため、日々挑戦を続けている。
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長野県建具協同組合 会員 横田 徹さん
昭和50年、長野県長野市生まれ。県内外の建具店2社で修行を経て、平成11年より父親が経営する栄建具工芸に弟子入りし、組子細工や木製建具の制作に取り組む。信州組子細工部会の設立メンバーの一人で、信州組子細工部会副部長を担当。木工や組子細工に親しんでもらうため、地元の小中学校や市民講座などで、体験会や講習会を積極的に行っている。
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長野県花火組合 前組合長 篠原 茂男さん
昭和28年、長野県須坂市生まれ。昭和50年から長野県手作り打上花火の先人に師事し、平成29年に長野県花火組合の組合長に就任、平成31年3月退任。現在、有限会社篠原煙火店の代表取締役
長野県手作り打上花火の伝統を継承するため、長野県の伝統的工芸品の認定手続に尽力するとともに、現在でも花火を作り続けている花火職人。また、長野県打上手作り花火を親しんでもらうため、イベント・講演を通して精力的に模擬の花火の展示や制作工程の説明により、広報活動を行っている。趣味はヘラブナ釣り。
- 開催日2022年02月22日(火)
- 時間-
- 定員13名(申込先着順)
- 参加費無料
- お問い合わせ長野県長野地域振興局商工観光課 TEL 026-234-9528
- チラシチラシ(PDF)のダウンロード
- 備考上記《チラシ(PDF)のダウンロード》からチラシをダウンロードし、チラシ裏面「参加申込書」に必要事項を記入後、長野県長野地域振興局商工観光課あてに、FAX又はE-mailでお申込みください。※締切日/令和4年2月15日(火)