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風よ吹け ~木曽の木×日本酒PRイベント~

  • 予約制(有料)
  • 20歳以上

日本酒を起点に、漆器と地域の魅力を広め、世界に木曽の風を吹かせます。

長野県木曽広域連合は、木曽の木工品と発酵食品を活用したPR事業の一環として「風よ吹け〜木曽の木×日本酒PRイベント〜」を8月1日(火)に銀座NAGANOにて開催いたします。

□■参加酒蔵■□
・「木曽路」「十六代九郎右衛門」湯川酒造店
・「narai」suginomori brewery
・「中乗さん」中善酒造店
・「七笑」七笑酒造

□■ご協力■□
・木曽漆器青年部/ かしだしっき
・丸嘉小坂漆器店

□■発酵食品■□
・木曽事業者 4社
※詳細は後日Instagramにて公開

【日本酒を起点に、木曽の魅力を知る。】
長野県木曽郡。
山々に囲まれたこの地域には美味しい発酵食材と日本酒があります。
中山道を通り木曽に訪れた旅人は、皆その豊かな味わいに驚きます。
その美味しさの秘密を探ると、木曽の柔らかで綺麗な水に行き着きます。
そして、この水は山と繁茂する木々の贈り物です。

【木曽の山に隠された歴史】
一見するとただの山々ですが、実は木曽の山々には深い歴史が隠されています―。
戦国時代が終わり、安土・桃山時代以降、新たな町づくりが進められると、城郭・社寺建築の木材需要が急増し、全国的な森林乱伐をもたらしました。江戸幕府から良材の無尽蔵の宝庫と目された木曽谷は、江戸・駿府・名古屋の城と城下町などの建設のために膨大な用材が伐り出され、深刻な森林資源の枯渇に陥ったのです。木曽谷を所管する尾張藩は、江戸時代初期から木曽檜などの伐木への制限に乗り出しました。この制限は、江戸時代中期には木曽谷のほぼ全域に及び、「木一本首一つ枝一本腕一つ」といわれました。ヒノキ・アスナロ・コウヤマキ・ネズコ・サワラを伐れば死罪という徹底した森林保護となり、木年貢も廃止されました。この施策は、森林乱伐を防ぐ森林保護政策の先駆となりましたが、木材の伐採で生計を立てていた木曽の人々にとっては生活の糧を失うことになります。
人々は木工品や漆工品などの新たな地場産業に暮らしの活路を見出し、結果、お六櫛や南木曽ろくろ細工、木曽材木工芸品など様々な伝統工芸品が生まれ全国各地に広まりました。
なお森林保護制度によって保護された樹種は「木曽五木」と呼ばれ、現在は桶や樽、木箸など様々な場面で大切に使われています。

【先人たちが守った山を、次世代に繋ぐ。】
先人たちが守った山を次世代に繋ぐためには、山を適度にお手入れする必要があります。
森林を手入れしないで放っておくと、もやしのようなひょろひょろの木が詰め込まれた状態となって、幹も根も十分な成長ができなくなります。また、地面まで光が届かないために、森林の下層植生が生えず、土壌がむき出しのままになってしまい、大雨が降ったときには土壌が押し流されて山が荒れてしまいます。
木材を有効利用することにより、「植える→育てる→収穫する」という森林のサイクルがうまく循環し、林業の生産活動も活発になり、森林のもっているさまざまな機能も十分に発揮されるようになります。
伐ったら、植えて育てること、ちゃんと管理されている森林から生産される木材をちょうどいい量だけ使うことが重要なのです。

【日常に彩りを加える、木曽の工芸品】
木曽には、見た目も美しく、実用性に優れた木工品・漆器が沢山あります。
これらの工芸品を生活に取り入れることで、いつもの食卓や空間がちょっぴり豊かになり、木を有効活用し山を守ることにも繋がります。
木曽の美味しい発酵食品と日本酒を、木曽の漆器で楽しみませんか。

【後援】
木曽町、木祖村

【運営会社】
後藤興業株式会社

【本件に関するお問い合わせ】
後藤興業株式会社 町田
kiso.kazeyo.fuke@gmail.com

【お申し込み方法】
https://forms.gle/JkNM9NjM58SNJ2EH6 のフォームに必要事項をご入力ください。
本イベントは満席となり、申し込み受付は終了いたしました

ゲスト
  • 木曽五蔵の杜氏

    【湯川酒造店】
    湯川 慎一

    【中善酒造店】
    山口 孝

    【七笑酒造】
    柳沢 悟

    【杉の森酒造】
    入江 将之

  • MAEN

    料理と酒を。共に饗する。
    日本酒ペアリングレストラン MAEN
    渋谷区広尾1丁目16-1

    ―ぼくたちは、作り手と食べ手との「間」を、料理と酒で「縁」へと紡いでいく。―恵比寿駅から徒歩3分。2021年創業のペアリング専門店。イタリアンをベースとした洋の皿と日本酒の1品1杯のペアリングワールドを提供する。驚きと楽しさを魅せるのは、シェフの井戸雄太×日本酒の伝道師・御子柴悟の84年生まれ/ 同い年コンビ。
    二人に縁がある徳島県と長野県の食材を使ったメニューと日本酒を中心に、「口中燗」という新しいスタイルも取り入れ、新たなペアリング体験を提供している。

    ホームページはこちら

  • 陰陽

    「陰陽(In-yo)」は高柳景多(作家・俳人・監督)と石川寛(フォトグラファー・監督)による、全ての物事に存在する光と影を表現するアーティストである。

    日本文化の奥行きを芸術的観点で表現するそのためには「訴える」のではなく
    「圧倒的美によって惹き込む」ことが何よりも大切です。

    日本の文化背景にある⻑い歴史が教えてくれる切り取るべき
    「画角」「光と影」「音」「詩」

    の4軸で構成ここに編集という行為を加えることにより各作品のテーマに沿って「日本文化の深淵」を描き出します。

    ホームページはこちら

  • 開催日2023年08月01日(火)
  • 時間11:30~13:30/15:00~17:00
  • 定員各24名
  • 参加費4,000円
  • お問い合わせ後藤興業株式会社/担当:町田
    メールでのお問い合わせはこちら※お問い合わせの際は、件名に「イベント名」と「開催日」をご記入ください
  • URLhttps://www.instagram.com/kiso_nihonshu_ki/
  • 備考本イベントは満席となり、申し込み受付は終了いたしました
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