まち歩き2018web用
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【観光列車 ろくもん】○水戸岡鋭治氏デザイン(JR九州「ななつ星」をデザイン)しなの鉄道沿線の軽井沢から長野間を景観を楽しみながら、食を満喫できる観光列車。発売箇所乗車券+指定席プラン要予約2号車長野⇔軽井沢 間上信越自動車道北陸新幹しな線の鉄道上田別所温泉第3部はじまります「ろくもん」にロックオン!!東御市青木村真田一族の 史跡紹介真田氏物語海野一族 真田家の守護神「白鳥神社」※MAP P5参照海野宿の産土神でもある白鳥神社は、海野氏、真田氏の氏神として祀られた、日本武尊の伝説を縁起とする歴史ある神社です。次のように、真田氏とゆかりのある、霊験が語られています。その昔、武田信虎により海野平を攻められ、海野一族が滅亡に追い込まれた時のこと、死を覚悟した真田幸隆の眼前に女神があらわれ「この鉾を持って出よ、末はめでたかるべし、我は白鳥明神のつかわしなり」と告げました。これこそは白鳥明神の霊験であると、幸隆は一党を集めて敵陣の真只中へ中央突破を敢行、敵勢はその勢いに道を開きました。戦場を脱出した幸隆は、その後、信虎の息子の武田信玄に仕え家を再興しました。白鳥神社宮司家に伝わる海野氏・真田氏系図が海野宿資料館に展示されています。  いっ ぷ く どころ は ま や一福処濱屋長和町長久保 ※MAP P38 D-6参照明治初期に長久保宿の旅籠として建てられましたが、時代の変遷と共に中山道利用者が極端に減ったことから旅籠として営業されることはありませんでした。現在は休憩所も兼ねた歴史資料館として運営されており、真田幸村の長女“すえ”が嫁いだ長久保宿本陣「石合家」の資料も展示されています。真田信繁(幸村)公の茶席の茶釜青木村当郷 大法寺 ※MAP P10参照大宝年間に創立された「大法寺」は、1333年に建立された「国宝大法寺三重塔」(別名見返りの塔)が有名、真田幸村公の茶席に用いられたと伝わる茶釜が今も大切に保管されています。2→14325414215240614418142きょうきょう2014年7月11日より運行開始1号車●「ろくもん」予約センター ☎0268-29-0069 営業時間 10:00~17:00●軽井沢駅・小諸駅・上田駅・戸倉駅・屋代駅 営業時間 9:00~19:00                      (軽井沢駅は18:00まで)※駅では窓口のみの発売となります。ろくもん提供料理(一例)全国のJTB、近畿日本ツーリスト軽井沢駅・小諸駅・上田駅・戸倉駅・屋代駅・長野駅しなの鉄道きっぷうりば 営業時間 各窓口営業時間によります。※予約センターでは受付をしておりません。3号車まち歩きガイドブック上田菅平I.C東部湯の丸I.Cむ ら ま つ ど のし ら と り じ ん じ ゃ社殿内の様子社殿内の様子直売所、道の駅案内、温泉の紹介、地域の宿泊施設の一覧です。上田市長和町食事付きプラン発売箇所県宝「村松の宝篋印塔」県宝「村松の宝篋印塔」真田信繁(幸村)公から敬愛された姉「村松殿」の館跡青木村村松 ※MAP P10参照真田信之・信繁(以下、幸村と表記)から長姉として敬愛されていた真田昌幸の長女「村松殿」が現在の青木村村松地区に暮らしていました。慶長20年(1615年)5月の大坂夏の陣を前に幸村が大坂城中から姉の村松殿に送った書状(『長野市松代町小山田久氏所蔵』信濃史料第二十二巻 正月24日付)では、幸村の姉に対する心情や相手を常に想う心豊かな人柄がうかがえます。“幸村”の“村”の一字は、姉“村松殿”からの一字ともいわれ、幸村の無事を願う姉と姉を気遣い平穏な世を望む幸村。その想いは、遠く離れた信濃の地において、今も「真田幸村公義兄小山田壱岐守茂誠公(村松殿の夫)の館跡」として、地域住民に大切に守られています。海野六郎アール・マム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しなの鉄道 観光列車「ろくもん」23Date  ・   ・コーナーここからガイドブック第3部、「各種インフォメーション」と「エリアマップ」だよ!

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