銀座NAGANOに、記念回向柱(ミニ回向柱)が登場!
2022.04.01
七年に一度の盛儀「善光寺御開帳」が4月3日から6月29日まで開催されます。
銀座NAGANOでは、善光寺回向柱寄進建立会(長野市松代町)の協力のもと、高さ2.5m、太さ20cm角の「記念回向柱」をショップ入口正面に設置しました。
この記念回向柱は、御開帳時に建立される実物の回向柱に使用された杉の離材で制作されています。
銀座で善光寺御開帳の雰囲気をお楽しみください。
記念回向柱(ミニ回向柱)について
●設置期間/2022年6月29日(水)まで
●設置場所/銀座NAGANO 入口正面
●実物の回向柱同様、光触媒を使用した抗菌剤のコーティング(※)が施されています
※光触媒「セラコート・ワン」〔信州大学工学部と株式会社アシスト&ソリューション(松本市)の共同開発製品〕
善光寺の御本尊「一光三尊阿弥陀如来」は、中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、左に勢至菩薩が並んでいます。
しかしそのお姿は拝むことはできず、絶対秘仏とされています。
七年に一度、御本尊と同じお姿をした前立本尊を公開するのが「御開帳」です。
御開帳の期間、本堂前に高さ約10メートルの「回向柱(えこうばしら)」が建立されます。
前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸に変わり、白い「善の綱」として、回向柱に結ばれます。
「善の綱」で結ばれた回向柱を触ることで、ご利益を受けられるといわれています。
回向柱の由来
令和4年3月27 日(日)、松代町より善光寺へ「回向柱」が寄進されました。
善光寺は長野の地に初めて建立されて以来、十数回の火災に遭い焼失しています。
現在の本堂は松代藩3代藩主真田幸道侯時代に、小山田平太夫を普請総奉行として総工費約2万4,577両2分で宝永4年(1707年)に完成したものです。
こうした善光寺と松代藩の御縁から、七年毎に一度、回向柱は毎回長野市松代町より寄進される慣習となっております。