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昆虫食のふるさと信州~四大珍味(ジバチ、イナゴ、ザザムシ、カイコ)の美味しさ再発見~
明治以降日本ではあまり見られなくなった昆虫食ですが、信州ではジバチ、イナゴ、ザザムシ、カイコなど貴重な食文化として存在しています。こうした信州独自の昆虫食文化を紹介することは、次世代への継承の意味で重要と考えます。当会では佃煮など伝統的な調理法のみならず、新たなレシピを開発し、多彩な味と香りを付加することで、昆虫食の魅力を多くの人たちに伝える活動を続けており、今回の「昆虫食トーク&試食の会」もその一環として企図したものです。
イナゴの佃煮を一度でも食べたことがあるかと聞くと、多くの日本人は「はい」と答えます。イナゴは稲子とも書き、稲作が始まったころから食べられてきた「伝統食」です。カリカリした食感と甘辛い味でごはんが進みます。ハチの子のこってりした濃厚な味はウナギの蒲焼にそっくりです。
地球規模の人口増加と温暖化による食糧問題が緊急の課題となっています。昆虫は栄養豊富で地球に優しい「未来食」として世界的に注目されています。2013年の国連食糧農業機関(FAO)による食品及び飼料における昆虫の役割に注目した報告書がきっかけです。昆虫は家畜と比べ、
(1)少ない餌で同じ量の肉が取れること
(2)食べられる部分が多いこと
(3)温室効果ガスの発生が少ないこと
(4)狭い土地と少量の水で飼育できること
などを挙げています。欧米では昆虫はタンパク質が多いことからプロテインバーなど健康補助食品として流通しています。
とはいえ日常の食卓に上るには美味しく調理することが大事です。そのため当会では定期的に昆虫料理研究会を開き、昆虫を美味しく食べるレシピ開発を重ねています。明治以降日本ではあまり見られなくなった昆虫食ですが、信州ではジバチ、イナゴ、ザザムシ、カイコなど貴重な食文化として存在しています。こうした信州独自の昆虫食文化を紹介することは、次世代への継承の意味で重要と考えます。当会では佃煮など伝統的な調理法のみならず、新たなレシピを開発し、多彩な味と香りを付加することで、昆虫食の魅力を多くの人たちに伝える活動を続けており、今回の銀座NAGANOでの「昆虫食トーク&食事会」もその一環として企図したものです。みなさんも「美味しさを知る喜び!」をご一緒に味わってみませんか。
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信濃毎日新聞社ビジネス開発部次長 白井政孝 氏
同社の昆虫食事業「昆虫みらいプロジェクト」を担当。2022年より、アマゾンの料理人として有名な太田哲雄シェフと「美食」としての昆虫食を開発。昨年は、長野県岡谷市のシルク産業や信州の昆虫食を五感で体験する外国人向けツアー「SILK OKAYAガストロノミーツーリズム」を観光庁と企画した。また最近では、伝統的な生糸の生産方式が残されている、日本で唯一の製糸工場「宮坂製糸所(岡谷市)」のカイコ蛹を活用し、ポップコーン「飛んで火に炒る夏の虫」や地球の歩き方とコラボした「信州ミライカレー」を商品化。信州の昆虫食文化を広める活動を展開している。今回はそうした活動や今後の展望について、試食を交えながらお話していただく。
- 開催日2025年12月07日(日)
- 時間15:00~17:00
- 定員20名(申込先着順)
- 参加費3,000円
- お問い合わせNPО法人昆虫食普及ネットワーク TEL 080-6422-6491
- URLhttps://www.entomophagy.or.jp/
- チラシチラシ(PDF)のダウンロード
- 備考エビ・カニアレルギーのある方はご参加をお控えください
- 2F
昆虫食トーク&試食の会
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