長野県産品コラム vol.1「シードル」
2022.07.13
「とりあえず、生で!」よく耳にするこの言葉。コロナ禍を経て、どうも様子が変わってきているようなのです。
りんごの醸造酒「シードル」をご存知でしょうか。
ビールよりお洒落で、ワインより気軽に楽しめると、20~30代の女性を中心に人気が高まっているお酒です。
発泡性があり爽やかな特徴を表しているようなポップで可愛らしいラベルや、飲みきりサイズの小瓶タイプも多く、気軽に楽しむことができます。
また、食事とも合わせやすい辛口タイプ、バーでゆっくり楽しみたい樽熟成のシードルと、どんなシーンでも楽しめるよう、味わいも年々進化。
そして、ポリフェノールやミネラルが豊富で美容効果も期待できるとその栄養価にも注目が集まっています。
そんなシードル醸造が近年盛り上がりを見せているりんご大国長野。
造り手の数は40を超え、他県の追随を許しません。
ワイナリー、酒蔵、ブルワリーの数はいずれも全国トップクラスで、多種多様な酒造りが行われてきた地域であり、さらに専門醸造所であるシードルリー(サイダリー)も続々と誕生。
農家さんも加わって、県下各地で個性豊かなシードルが生産されています。
様々なシーンで活躍間違いなしのシードル。
「とりあえず、シードルで!」あなたも始めてみませんか?
【執筆者】
(一社)長野県観光機構 クルティエ 花岡純也
長野県のヒト・コト・モノとあなたを“つなぐ”情報マガジン「つなぐ」2022年7月号掲載