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実りの秋、東信州のワイナリーを巡る旅

実りの秋、東信州のワイナリーを巡る旅

ワイン用ぶどうの生産量日本一を誇る信州。老舗ワイナリーがNAGANO WINEのブランドを牽引する一方で、特徴あるワインづくりにこだわるブティックワイナリーや良質なぶどう栽培に励むヴィンヤードも続々と誕生し、個性ある多彩なワインが醸されています。

そしてこの秋、東信州のワイナリーを巡る循環バスが運行。のんびりバスに揺られながら、つくり手と交流し、ぶどうの実る土地を体感する、そんな「ワインの旅」をご紹介します。

ワインを観光や飲食とも連携させて地域の魅力を高めていこうという「信州ワインバレー構想」。このワインバレーのひとつが千曲川ワインバレーです。中でも東信州エリアは、冷涼な気候で雨量が少ない標高650~800mの高地でぶどうが栽培され、酸味をしっかり残して成熟したワインができる産地として注目されています。地元食材とのマリアージュを堪能したりぶどうの丘から見下ろす眺めに癒されたり、ゆったり自分らしいワインの旅を満喫してみませんか。

マンズワイン小諸ワイナリー

マンズワイン小諸ワイナリー

プレミアムな日本ワインをつくる千曲川ワインバレーで最も歴史のあるワイナリー。
1万坪の敷地にはこの地の空気や景色にも酔って欲しいとの想いで造られた日本庭園「万酔園(ばんすいえん)」があり、ぶどう畑と日本庭園の調和が楽しめます。ぶどう畑ではフランス系やドイツ系などさまざまな品種のぶどうが見られます。

竹村重雄さん

おすすめWINE

SOLARIS 信州 小諸メルロー(7,560円)
マンズワインの技術を結集したプレミアムワイン「ソラリス」シリーズを代表する1本。骨格のしっかりした赤ワインで、滑らかさも楽しめます。
(部長 竹村重雄さん)


ヴィラデストワイナリー

ヴィラデストワイナリー

東御市の景色に魅かれ、26年前に移住した画家の玉村豊男さんが築いたワイナリー。代表格のシャルドネは2008年の洞爺湖サミット、そして今年の伊勢志摩サミットでも提供された世界に誇る逸品です。
「ガーデンファーム&ワイナリー」をテーマに、畑を眺めながらこの地で収穫した食材を味わう農村リゾートを満喫できます。

佐藤篤さん

おすすめWINE

ヴィニュロンズ リザーブ シャルドネ2015(5,140円)
「作り手のとっておき」という意味のヴィラデスト渾身の銘柄。芳醇な香りと切れ味の良い酸味が特徴のこのワインは、2度に渡り世界の賓客をもてなしました。
(スタッフ 佐藤篤さん)


Rue de Vin

Rue de Vin(リュードヴァン)

「Rue de Vin」とはフランス語で「ワイン通り」の意味。この地でぶどうを育てワインをつくり、ワインとともに暮らす文化や環境をこの通りからはじめたいというオーナーの強い想いが込められたワイナリーです。
10年前0.8haだった栽培面積は現在5.5haに。着々と理想の環境づくりが進んでいます。

小山英明さん

おすすめWINE

シャルドネ コリーヌ・ドール2015(5,000円)
100%自社畑で栽培したぶどうを使い、樽で熟成させた自信作。シャルドネのまろやかでリッチな味わいが楽しめます。
(オーナー 小山英明さん)


はすみふぁーむ

はすみふぁーむ

大リーグの球団職員など異色の経歴をもつ蓮見喜昭さんが海外生活でワインに興味を持ち、東御市で開設したワイナリー。
100%自社栽培と手作業にこだわったワインづくりが行われています。

佐藤篤さん

おすすめWINE

シャルドネ2015(2,900円)
キレと酸味が特徴の1本。樽を使わずステンレスタンクで醸造しているため、ぶどう本来の味を楽しめます。
(スタッフ 荒木勇輝さん)


Au Depart

Au Depart(オーデパール)

この夏、軽井沢駅に「旅とワイン」のコンセプトでオープンしたワインショップ&カフェバー。使われなくなったホームを利用したユニークなスタイルで、店内にはNAGANOWINEがズラリ。
ボトル購入はもちろん、千曲川ワインバレーのNACワイン(長野県原産地呼称管理制度で認定されたワイン)や珍しいワインなどがグラスで楽しめます。

テイクアウトワイン

おすすめWINE

テイクアウトワイン(グラスワインと同価格)
ミニボトルに1~2杯分のお好みのワインを入れられるワイングラス付きのテイクアウトセット。電車のテーブルに最適なサイズで少し贅沢な旅を演出してくれます。

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