信州デスティネーションキャンペーン開催中!駅弁で味わう、信州山ごはん2017.08.25

地域の食を味わうこと、それは最も大切な旅の楽しみのひとつ。目的地への期待を膨らませながら、あるいは余韻にひたりながらいただく駅弁は、その原点かもしれません。
今回は、列車の旅に彩を添える、名物がたっぷり詰まった駅弁をご紹介します。
【信州山ごはん】
信州では、清らかな雪解け水や標高の高さがもたらす寒暖差がおいしい食材を育み、海の無い環境により独特の保存食や発酵食などの食文化が培われました。信州の食、ある意味それはすべて“山からの恵み”といえるのかも知れません。信州DC期間中、そんな信州産の食材を使った駅弁をはじめ、県内の数多くの飲食店、宿泊施設、コンビニエンスストアなどで「信州山ごはん」を提供中です。⇒「信州山ごはん」詳しくはこちら

65年目を迎えた定番かつテッパンの駅弁
明治40年から駅弁を始めたカワカミは、信州の駅弁業界の草分け的存在。いまでも10種類以上を手掛けていますが、圧倒的な人気を誇るのが昭和27年から続く「とりめし」シリーズ。野沢菜の油炒めとひき肉、鶏ガラスープで炊いた茶飯がつくり出す味わいは絶妙で、観光客はもとより地元でも根強い支持を得ています。

釜型の容器に入れ、鶏肉や栗、うずらの卵を彩り良くのせた「とり釜めし」は観光客の一番人気。また、コンパクトでシンプルな「とりめし」は、駅弁の枠を超えて地元で愛されています。
「駅弁は旅先の食文化を楽しめる最も身近なもの。アクセスが便利になった分、列車内で駅弁を食べる機会は減ってしまったけれど、ファンの期待には応え続けたいですね」と三浦社長。美しい信州の車窓が、駅弁をいっそうおいしくしてくれるはずです。
販売場所:JR松本駅・塩尻駅/「あずさ」車内(とり釜めしのみ)
カワカミ
代表取締役社長 三浦正さん
カワカミは、塩尻駅の開業を機に駅弁事業を開始。変わらぬ地域の味を大切に今もさまざまなお弁当を手がけ、創業110年を数える老舗です。
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信州ジビエを駅弁で豪快に信州DC特製弁当明治亭 鹿肉ソースかつ丼弁当(1,890円)
長野駅店長
竹村孝之さん山の恵みを取り入れたいと老舗ソースかつ丼店が鹿肉に挑戦。「ジビエに良いイメージを持っていない方もいますが、それは処理や加工が良くないから。猟師さんや業者さんの協力と調理人の技で、鹿肉ならではの食感と旨みが楽しめるお弁当が完成しました」と胸を張る竹村さん。秘伝のソースとの相性も抜群です。
製造社:明治亭 販売場所:JR長野駅 -
信州の名産品がたっぷりいろいろ信州DC特製弁当あぶり豚の蕎麦みそ焼弁当(1,000円)
営業統括部部長
徳永剛さん甘めの味噌ダレで焼き上げた信州豚の上に、蕎麦の実の素揚げを散りばめた香ばしい一品。お肉の下には野沢菜ごはんが隠れていて、ひと箱で信州の名産品をたっぷり味わえます。「中味がわかる長いネーミングが好評の理由ですかね(笑)」と話す徳永さん。ここ数年の中でも群を抜く売れ行きという人気駅弁です。
製造社:デリクックちくま 販売場所:JR長野駅 -
松本平の名物をガッツリ味わう山賊焼(760円)
代表取締役
内ヶ嶋光博さん創業90余年、松本市内で唯一の駅弁調製業者であるイイダヤ軒の人気弁当は、松本平の郷土食「山賊焼」がドカッと載ったもの。「洗練された弁当ではないけれど、地元の味をそのまま楽しめる野趣豊かな弁当ですね」と語る内ヶ嶋社長。東日本駅弁総選挙「駅弁味の陣2015」で「郷土賞」を受賞した一折です。
製造社:イイダヤ軒 販売場所:JR松本駅 -
りんごで育った極上和牛に舌鼓信州和牛めし弁当(1,350円)
千歳夜噺店長代理
内田敦文さんりんご入りの特製発酵飼料で丹念に育てられた信州ならではのブランド和牛「りんご和牛 信州牛」を一面に敷き詰めた贅沢な牛重弁当。「りんご和牛は、甘みが強くて旨みもしっかりあるんです。その美味しさを堪能して欲しいですね」と内田さん。信州の風土が育んだその味に肉好きも唸ります。
製造社:アン・アドヴァンス コーポレーション 販売場所:JR長野駅 -
新しい食感と美味しさに驚き信州名物野沢菜入りかつサンド(680円)
茅野駅ホーム直営店
販売スタッフ
小林美幸さん創業大正7年の老舗駅弁屋さんがつくったユニークなオリジナルかつサンド。「キャベツの代わりに野沢菜を入れたんですが、野沢菜の食感のおもしろさとマヨネーズの意外なマッチに驚かれるお客さんも多いんですよ」と小林さん。年々ファンが増えていて、観光客の方だけでなく地元でも定番になりつつある名物弁当です。
製造社:丸政 販売場所:JR茅野駅
信州DC特製駅弁も登場!
信州DCの開催にあわせて、山ごはんのコンセプトのもと信州産の食材を使った特製弁当が登場。ぜひこの機会に味わってみてください。
信州山ごはん 米豚のめし
(イイダヤ軒)
1,000円
オレイン酸を多く含む信州のブランド豚「米豚」の肩ロースを味噌漬け焼き、バラ肉を塩だれ焼きに。1つで2度おいしいのが魅力です。(数量限定販売)とりめし梓
(カワカミ)
1,200円
駅弁「とりめし」に信州黄金シャモの山賊焼きや、高原野菜のサラダ、桔梗ヶ原産のワインゼリーなどが加わったゴージャス版。八彩弁当
(デリクックちくま)
1,300円
八マスそれぞれにこだわりの品が入ったお弁当。信州ポークカツや信州サーモンの押し寿司など、さまざまな味が楽しめてボリュームも十分。信州山ごはん
(丸政)
1,100円
2種類のおむすびと三角からし稲荷が3,000m級の山々をイメージさせる一折。野沢菜・しめじ・りんごなど郷土の味がぎっしり詰まっています。北回廊弁当(二重)
(アン・アドヴァンス・コーポレーション)
1,450円
りんご和牛を使ったそぼろ飯や、上田産福見鶏の山賊焼き、飯山産みゆきポークのすき煮など、信州の味めぐりを楽しめる少し贅沢なお重弁当です。