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祝!「信濃の国」県歌制定50周年 信濃の国のご当地商品&あるある伝統


祝「信濃の国」県歌制定50周年
長野県では当たり前 ご当地商品一挙ご紹介!

2018年5月20日、「信濃の国」が長野県歌に制定されて50周年を迎えます。県の調査によると、県民の約8割が、少なくともこの「信濃の国」の1番を歌えるのだとか。そんな人気を誇る県歌は他県に類を見ません!
そこで、今回は「信濃の国」と同様に長野県民は「他県でも当たり前(全国区)」だと思っているけど、実はそうではない独特の商品や文化をご紹介します。


レトロでカワイイ袋も人気

牛乳パン

ふわふわの厚焼きパンに砂糖入りのミルククリームをたっぷりサンドした牛乳パン。長野県内(と新潟県の一部)のパン屋で定番的に作られており、多くが四角くカットされています。昭和に入って牛乳の消費量が増加したことに伴い製造するパン屋が増えたともいわれ、今も老若男女に高い人気を誇ります。

牛乳パン

小林製菓舗(長野市)

以前、とある大学が牛乳パンの発祥を調査したものの、結局不明に終わったのだとか。多くの店で白地に子どもの絵が描かれたレトロな袋を使用しているのも特徴です。


長野県でちくわと言ったらコレ!

ビタミンちくわ

大正時代、輸送の腐敗を防ぐためにちくわの穴に塩を詰めたところ、海なし県の長野県で「両方貴重!」と大ヒット。以来、長野県に定着したスギヨが、ビタミン豊富な油ザメの肝油を配合して昭和27(1952)年に発売を始めたのがビタミンちくわです。戦後の栄養不足で高い支持を獲得し、現在は紀文食品からも販売されています。

ビタミンちくわ

株式会社スギヨ(石川県七尾市)

長寿日本一の長野県民の健康にもっと貢献したいとの思いを込め、2017年に塩分30%カットを実現。また、2015年には北陸新幹線開業を記念し、七味唐からしや信州みそ入りも限定販売しました。

ビタミンちくわ

株式会社紀文食品(東京都中央区)

全国的には焼ちくわがおなじみの紀文ですが、信越エリアではビタミンちくわが定着していたことから、ニーズに対応すべく2001年頃からエリア限定で開発・販売しています。


発売から80年以上のロングセラー

白文帳

表紙が黄土色でA5判のマス目ノート。昭和10(1935)年頃、松本市の漢文教師から「漢文の返り点や句読点のない白文の音読を練習させるノート」の作成依頼が文運堂にあり、国定教科書のサイズに合わせて製造されました。今でも年間10万冊以上が出荷されており、ほぼ100%長野県で使用されています。

白文帳

株式会社文運堂(東京都渋谷区)

主に中学生の漢字練習ノートとして活用されるほか、作文や生活ノートなどにも使われる、長野県民にはなじみ深いノートです。


長野県では圧倒的に大型容器が人気

ビミサン

「おいしく手軽なめんつゆ」として消費者の要望から昭和39(1964)年に生まれ、主に山梨・長野・新潟を中心に販売されているだしつゆ。「美味」を「讃える」が商品名の由来で、親しみやすい「○○さん」の意も込められています。当初は「しょうゆなのに高い」と誤解されたものの、そのおいしさから今では長野県民の味として定着しています。

ビミサン

株式会社テンヨ武田(山梨県甲府市)

印象的なきりえラベルは自然のなかで育つ子どもたちを愛情深く表現するきりえ作家・滝平二郎氏が手がけたもの。発売当初は違うラベルでしたが、親しみやすさを求め40余年前から使われています。


御嶽山に伝わる民間伝承薬

百草丸

古来、信仰の霊山や修験道場として名を馳せた木曽御嶽山。その修験者が数百年前に地元住民に伝えたとされる百草が御嶽信仰と融合し、全国に広まりました。数種類の生薬を配合したもので、かつては黒いせんべい状のものが主流でしたが、飲みやすさから丸剤に。現在はストレス社会を生きる胃腸薬としても使われています。

百草丸

長野県製薬株式会社(木曽郡王滝村)

天然成分を使った体にやさしい薬。黄色ブドウ球菌や赤痢菌、コレラ菌などの殺菌効果があるので、発展途上国などへの進出も視野に。

百草丸

日野製薬株式会社(木曽郡木祖村)

2016年まで第3類健胃消化薬の分野では全国1位のシェア。第2類医薬品の開発も進めており、そのひとつとして新商品「日野百草丸」を販売しています。


3世紀以上長野で愛される保存食

塩丸いか

海産物の生食の文化がなかった長野県において、かつては1日かかった港から海産物の運送を、ボイルしたイカの胴に塩を詰めることで可能にしました。水にさらして塩抜きした後、キュウリやキャベツと和えた料理が定番で、独特の味や食感から、生のイカが流通可能になった現在も根強い人気があります。

塩丸いか

山下水産有限会社(福井県福井市)

ほとんどが長野県(と岐阜県の一部)で消費されており、県内では飯田・伊那地域でのシェアが圧倒的。地場野菜の生産が盛んになり塩気が欲しくなる初夏からお盆の時期にかけて特に多く出回ります。


そのまま丸かじりもおいしい!

ホモソーセージ

昭和29(1954)年発売の魚肉ソーセージ。すり身が均質化(ホモジナイズ)されていることから「ホモ」の名がつけられました。当時、魚肉ソーセージメーカー各社が沿岸地域から販売を始めたのに対し、丸善は内陸部に営業展開したため、長野県内で古くから販売されていたメインの魚肉ソーセージとして定着。今でも他県に比べ圧倒的シェアを誇っています。

ホモソーセージ

株式会社丸善(東京都台東区)

タラのすり身を主原料に、発売当初から伝統的にマグロも使用し、フィルムに充填して加熱殺菌することで常温での保管が可能に。県内のほぼすべての食品スーパーで販売されています。


ご紹介した商品を銀座NAGANOで特別販売します!

6/2(土)

長野県民にはおなじみの今回の商品。県内出身者には懐かしく、長野県外の出身者には新鮮に映ったのではないでしょうか。実際に「味わってみたい」「試してみたい」そんなご要望にお応えし、2018年6月2日(土)より今回紹介しているご当地商品の特別販売を行います。数量限定入荷の商品もございますので、お買い求めはお早めにどうぞ。

お国が違えば習慣も違う!信濃の国の“あるある”伝統

よその人が見ると「ホントに!?」と思うような独特の文化や風習ってどこにでもありますよね。
長野県でよく出合う伝統的でユニークな文化をご紹介します!

食文化編

天ぷら饅頭イメージ

信州のお盆に欠かせない天ぷら饅頭

「お盆に食べるもの=天ぷら」は、長野県民の共通認識。その具も個性的で、こしあんのお饅頭も天ぷらになっちゃいます。これは麦の収穫祝いも踏まえているからなんだそう。地域によっては天ぷら専用の饅頭も食品スーパーや和菓子店で販売されています。お盆の時期、長野県を訪れたなら、ぜひサクサクの天ぷら饅頭を味わってみては。


サバ缶とタケノコの味噌汁イメージ

初夏のサバ缶消費量日本一!サバ缶とタケノコの味噌汁

長野県の北部で初夏に愛食される根曲がり竹(チシマザサ)のタケノコ。細くて独特の風味があり、アクが少なく歯ざわりがいいのが特徴です。定番料理は、サバ缶(水煮)をどっさり入れた味噌汁。そのため根曲がり竹が旬の時期になると、スーパーの一角にはサバ缶の山積みコーナーが登場します。これもある意味、初夏の風物詩です。


しきたり・習慣編

万歳三唱イメージ

長野流の酒宴の締めはコレ!万歳三唱

長野県の酒の席の締めに響く「バンザーイ」の声。長野県では一本締めや三本締めのような感覚で万歳三唱が行われます。さらには結婚式や送別会など大きな会になると、主催者から参加者に万歳が送られ、その後、万歳を受けた側がお返しに万歳をする「万歳返し」が行われる地域も。声をそろえて参加者全員で両手を挙げれば自然と一体感が生まれ、気分が高まること間違いなし!


卒業式の歌イメージ

まるでオペレッタ!卒業式の歌

長野県の多くの小学校の卒業式では、「卒業式の歌(オペレッタ演奏会形式による)」が歌われます。この歌は、全校、低学年、4・5年生、先生、卒業生、再び全校という感じで掛け合いながら歌い継ぐ10分以上にもわたる大作。学校ごとにさまざまなアレンジも加わります。この歌を聴いて参列した父母が涙する…というのが卒業式の風景になっています。


空弁当箱持参イメージ

通称「カラベン」空弁当箱持参

昭和51(1975)年、長野県の学校給食の主食だったパンとソフト麺に米飯が加わり、新たな食器が必要になりました。ところが大型の給食施設では保管庫に余裕がなく、児童に食器として空の弁当箱を持参してもらったのがこの習慣のはじまりです。現在も長野市の一部や須坂市ではカラベンの日があるそうですが、それも施設改築までの予定。なんだか少し寂しいですね。


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