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信州の初秋を彩る新フルーツ 驚き!すももの木!りんごの木!


信州の初秋を彩る新フルーツ柑橘系こそ少ないものの、あんず(1)、ブルベーリー(1)、すいか(4)、もも(3)、すもも(2)、なし(和6、洋4)、ぶどう(2)、くり(7)、くるみ(1)、かき(7)、りんご(2)と、長野県では多彩なフルーツがつくられ、その生産量も品質もトップクラスを誇ります。ナガノパープル(ぶどう)、シナノゴールド(りんご)、ワッサー(もも)など、話題の新品種も続々と登場。今回は、そんな長野県で誕生した常識を覆す(!?)、驚きの「すもも」&「りんご」をご紹介。信州の新フルーツで初秋の食卓を彩ってみませんか。
※カッコ内の数値は出荷額の全国順位

麗玉

規格を超越したおいしさ!プレミアムフルーツ「麗玉」初リリースへ

“すもも”と聞くと酸っぱい!というイメージを抱く方がほとんどでは? そんな固定概念を一変させる甘〜い品種が誕生しました!
「最初に食べた時はあまりの甘さにびっくりしました」と話すのが、新品種「商標・麗玉(れいぎょく)」の栽培を手がける中野市の農家・武田茂蔵さん。そもそもこの「麗玉」は、長野県で開発されたシナノパール(出願公表中)というすももの新品種。武田さんも苗木が流通しはじめた当初から栽培をスタートしたものの、その頃は詳しい情報がなく試行錯誤の繰り返しで、丁寧な丹精込めた栽培により、大玉で非常に糖度の高い実がつくようになったといいます。その中でも200g以上の大玉で、糖度18%以上のものを厳選したのがこの「麗玉」ブランドです。

畑と武田さん

「魅力は味と玉の大きさ。すももには糖度が高い品種もありますが『麗玉』は糖度20%超えもザラ。とはいえ、ただ甘いだけではなくすもも独特のほのかな酸味もあって、見た目よりも重く300g超えも当たり前です」ということで、収穫予定日より20日ほど前のものながら実際に食べてみると、甘くてみずみずしくさわやか。もものようでもありながら程良い歯ごたえも。「ほかのすももは完熟しないと酸っぱくて絶対に食べられませんよ」と武田さん。果皮が薄いため擦り傷ができやすく、大玉ゆえに落果もしやすいため栽培は非常にデリケート。収穫前には高性能の糖度計で一個一個糖度を測るなど手間がかかりますが、間違いなくトップクラスの味わいです。「まずは食べてほしい」との武田さんの言葉に期待が膨らみます!

麗玉

樹上で完熟させるので大玉で甘く育つ高級すもも「麗玉」。出荷前には淡いピンク色になり、見栄えもよりよくなるそう。旬は9月中旬から10月初旬で、通常のすももより日持ちもよいのだとか。おいしい個体を見分けるコツは「ヒビ模様や果点(白い点)があるもの。のっぺりとしたものはあまりよくないかな」と武田さん。丸かじりするには大きすぎますが、種と実がきれいに離れて切りやすいため、軽く冷やしてカットして食べるのがおすすめです。

INFORMATION

9月21日銀座NAGANOに入荷予定。


赤肉りんご

当たり前を覆す新品種!世界は今、赤肉りんごに夢中

りんごといえば、皮が赤くて果肉が白くて…というのは一昔前の話!近年、注目されているのが、果肉も赤く色づくりんごです。長年、この赤肉りんごの研究開発に取り組んできたのが中野市の吉家一雄さん。農業大学生時代に観賞用のりんごに魅力を感じ、1994年から育種を始めた個人育種家です。
「赤くて珍しいと思うかもしれませんが、実は野生のりんごの約半分は赤肉なんです。ただ、渋みや酸味が強く品種改良がほとんど行われてこなかった。その分、今この赤肉りんごが次世代りんごとして世界的にも注目されているんですよ」と吉家さん。

現在、吉家さんが開発し、品種登録されているのは、甘みがあって生食に向く「なかの真紅(しんく)」「ムーンルージュ」「炎舞(えんぶ)」と、酸味があり加工にも向く「いろどり」「なかののきらめき」の5品種。
カットしても変色しにくいのでお弁当などにも使え、サラダなどのアクセントにも最適。加工用品種で感じる渋みは火を加えると旨味になり、煮て冷ますと赤みが増すので、“目にも鮮やか食して美味”なスイーツがつくれます。
料理関係者などからも人気を集め、家庭でも利用シーンがどんどん広がる赤肉りんごに要注目です!

見た目の魅力はもちろん、味わいも優れた品種が続々と誕生している赤肉りんご。特に「ムーンルージュ」は糖度が高く、「ふじよりおいしい」という声も。

吉家さんが研究開発した5種

吉家さんが研究開発した5種。酸味がある「いろどり」と「なかののきらめき」は赤肉りんごが酸っぱいというイメージをもたれないよう、現在は中野市限定での栽培にしていますが、来年の秋には限定を外して全国展開する予定。

吉家さん

全国から料理関係者や大学教授、農業研究者らが訪れてくるので「必然的に幅広い知識がついた」と話す吉家さん。ここはまるで赤肉りんごの情報の集積所のようだとか。

赤肉りんごの木

赤肉は標高800mほどの寒冷地が適地で、果肉の色は気象条件にも左右されるそうですが「なかののきらめき」は標高が低い中野市でも確実に赤くなる安定株。果肉が赤くなると黄色い果皮が薄いオレンジ色に変わってきます。

さくさくパイと赤い林檎のキャラメリーゼ(1,500円)銀座NAGANOからもほど近いRire Ginza(リールギンザ/東京都中央区銀座3丁目10-14/03-6278-8270)では今年も「なかの真紅」を使った「さくさくパイと赤い林檎のキャラメリーゼ(1,500円)」を10月中旬より提供予定。

INFORMATION

10月中旬から銀座NAGANOで販売予定。


シナノピッコロ

食べておいしい見てかわいい「バイトサイズアップル」
バイト〔bite〕:かむ、かじるの意

「1日1個のりんごは医者いらず」というイギリスのことわざもあり、長野県の健康長寿にも一役買ってきたりんご。特に皮と果肉の間には、ポリフェノールなどの栄養が豊富に含まれているのですが、皮はむいてしまう方が多いのでは?一方、りんごは皮をむいたり切ったりするのが面倒…という方も少なくないよう。一人暮らしの方などは、大玉だと一度に食べきれなくてもったいない、そんな声もあるようです。

堀田さん家族

堀田さんと妻の佳子さん、次男の和希くん

そんな“今どき”のニーズに応えてくれる、丸かじり推奨&食べきりサイズのりんごが静かなブームになりつつあるのをご存じですか?この“バイトサイズアップル”とも呼ばれる小玉りんごの生産が盛んなのが、北アルプス山麓のエリア。大町市の堀田佳基さんもそのひとりです。
「新しい小玉りんごの代表格が、長野県で開発された品種のシナノピッコロです。テニスボールぐらいの大きさで果皮が薄くて丸かじりでき、甘みと酸味のバランスのよさも絶妙です」とのこと。
銀座NAGANOでも一昨年から販売していて、実はかなりの人気商品。小ささゆえに収穫に時間がかかるため栽培農家は少なく、流通量も少ないので、見かけたらすぐに手に入れてほしいりんごです。

シナノピッコロの木

果肉がしっかりしていてきめが細かく、150~200g程度と食べ切りにちょうどいい「シナノピッコロ」。全体的に濃赤色に色づき、たわわに実るので、9月中下旬の収穫期にはりんご畑のなかでもひと際目立ちます。その分、色づきに向けて日が当たるよう、葉摘みをする手間もかかるそう。

りんごジュース

従来の小玉りんごと比べて甘酸っぱく果汁がたっぷりなので、りんごジュースにするとすっきりとした甘さで美しいピンク色になるのも特徴です。

小玉で皮ごと食べても平気「バイトサイズアップル」なら、こんな普段使いも。

INFORMATION

バイトサイズアップルは銀座NAGANOでも随時入荷予定。

この記事は2018年9月時点の情報です。
取扱商品等は変更になっている場合がございますので、ご了承ください。

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