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スノーリゾート信州へ!温泉街そぞろ歩きで見つけたおいしいもの、かわいいもの

雑貨長野県はおサルも温泉に浸かるぐらいの温泉天国。日帰り温泉(温泉公共浴場)数は700件以上と日本一、温泉地と温泉宿泊施設も全国2位の多さを誇ります。(※環境省平成28年度温泉利用状況)
せっかく温泉街に来たのなら、湯めぐりや食べ歩きも楽しまなきゃ。ノスタルジックたっぷりのひなびた温泉地や歴史情緒あふれる温泉街をそぞろ歩いて出合った、すてきな一品をご紹介します。

レトロな風情たっぷりの石畳の温泉街
スノーモンキー

湯田中渋温泉郷

志賀高原から流れ出る横湯川と角間川の渓谷沿いの9つの温泉地からなる「湯田中渋温泉郷」。中心を成す湯田中温泉と渋温泉はともに1300年以上の歴史をもち、いずれも共同浴場「大湯」を囲むようにノスタルジックな温泉街が広がります。豊富な湯量や泉質も魅力で、温泉街の旅館と外湯(共同浴場)はすべて源泉かけ流し。また、近くの地獄谷温泉では温泉に入る野生のニホンザル“スノーモンキー”を間近で見られ、海外の観光客から圧倒的な人気を集めています。湯浴みの姿を楽しむなら断然冬がおすすめです!

温泉街

石畳が連なる路地裏も趣がある温泉街。源泉や効能が異なる9つの外湯巡りは宿泊者だけが楽しめる特権ですが、大湯だけは日帰り客も入浴が可能(500円)。鉄分とほのかな塩分を感じる褐色の湯は万病に効能があると言われています。

そぞろ歩きが楽しい石畳の温泉街には下駄がよく似合う。松田屋履物店に並ぶのは下駄や草履ばかり!手頃な価格も魅力です。

銀座NAGANOで販売予定
うずまきパン

うずまきパン
昭和7(1932)年創業の小古井菓子店の看板商品。マーガリンを生地で包んでカスタードクリームをうずまき状に描いたもので、半世紀以上郷土の味として地元で愛されています。レトロなパッケージもかわいい。
温めて食べるとよりおいしい!

モンキー飴

モンキー飴
サルの顔の金太郎飴はインスタ映えしそうなかわいさ! 日持ちもするのでおみやげとしても最適です。

銀座NAGANOで販売予定
温泉まんじゅう(左)、しそまんじゅう(右)

温泉まんじゅう(左)、しそまんじゅう(右)
温泉まんじゅうは、しっとりとしたこしあんの昔ながらの味わい。
しそまんじゅうは、しそ風味の皮で塩気を感じる味わいがくせになりそう。

いとをかし箱

いとをかし箱
温泉まんじゅうをはじめ、渋温泉にあるたくさんのおみやげがひとつに入る「いとをかし箱」。9つの仕切りの中に好きなお菓子や小物などを詰めていくシステムで、自分だけの詰め合わせが楽しめます。温泉街の各おみやげ店で手に入ります。

[小古井菓子店]
下高井郡山ノ内町平穏2114 TEL 0269-33-3288


13の共同浴場と多彩な泉質、趣ある素朴な温泉街
大湯

野沢温泉

日本で唯一、村名に「温泉」がつく野沢温泉村。鎌倉時代中期にその名が歴史に登場し、明治初期には約2万5,000人の湯治客が訪れていたとされ、温泉街には今も湯治場の素朴な雰囲気が残っています。村内には30余りの源泉が自噴し、それぞれに特徴のある効能豊かな13の源泉掛け流しの外湯(共同浴場)は、観光客にも無料(賽銭箱に寸志を寄付)で開放されているため、地域の人との交流を楽しめる面白さもあります。泉源地の「麻釜(おがま)」は90度近い熱湯が湧出する村指定の天然記念物。村人たちが野菜や卵などを茹でることから「野沢温泉の台所」としても親しまれています。

野沢温泉のシンボルともいえる「大湯」。温泉街の中心にあり、江戸時代の趣を今に伝える美しい湯屋建築が目を引きます。湯船は「あつ湯」と「ぬる湯」に分かれていますが、観光客には「ぬる湯」ですら熱い!

麻釜

「麻釜(おがま)」は地元の人だけが中に入れ、野菜を茹でる様子を外から見学することができます。近隣住民の社交の場にもなっており、いかに地元の人の生活に温泉が密着しているかを垣間見ることができます。

銀座NAGANOで販売予定
道祖神まんじゅう

道祖神まんじゅう
粒あんと中に隠れたクリームチーズとの相性抜群。温めるとチーズがとろけてさらにおいしく。

銀座NAGANOで販売予定
鳩車

鳩車
野生のアケビのつるで作られる郷土玩具「鳩車」は野沢温泉が発祥。「みゆき商店」には菓子職人でもあるご主人お手製の「鳩車」をはじめ、伝統工芸「アケビ蔓細工」の製品も並びます。

銀座NAGANOで販売予定
野沢菜ラー油

野沢菜ラー油
野沢菜をラー油に漬け込んだ究極のおかず! 辛口と辛口ではない2種類があり、辛口は一味唐辛子とごま油を使った醤油ベースの味わい。辛くないタイプはフライドガーリックやフライドオニオンの風味が効いていて子どもでも食べられ、テレビ番組で取り上げられたことから人気が高まっています。(野沢菜漬生産組合 下高井郡野沢温泉村平林1219 TEL 0269-85-3771)

銀座NAGANOで販売予定
野沢菜漬

野沢菜漬
野沢温泉のおみやげの定番「野沢菜漬」は地元産野沢菜を使ったまさに本場の味。代々各店舗や家庭で受け継がれ、それぞれに味わいが異なります。無添加の本漬はべっこう色をしていて丸みのあるやわらかさと深い味わいが楽しめます。(野沢菜本舗 下高井郡野沢温泉村豊郷9511 TEL 0269-85-2221)

肥料袋トートバック

温泉街のおみやげ店では信州サーモンのイラストの肥料袋トートバックも発見!

みゆき商店[みゆき商店]
下高井郡野沢温泉村豊郷6700-3 TEL 0269-85-2748


まだまだあります 長野県各地の温泉みやげ
由緒ある名湯と古刹でくつろぐ
別所温泉

別所温泉

「枕草子」にも登場する信州最古の温泉地で、木曽義仲ゆかりの「大湯」、円仁(慈覚大師)ゆかりの「大師湯」、真田幸村の隠し湯「石湯」の3つの外湯(共同浴場)があります。周辺の塩田平を含むこの地域は、国宝八角三重塔をはじめとする数多くの寺社仏閣があることから「信州の鎌倉」として知られ、太陽と大地の力が集約することからパワースポットとしても注目されています。

ざこ煮

ざこ煮
別所温泉のおみやげとして知られる佃煮。エビやひじき、貝ひも、小魚、昆布といった海のものと、しいたけやかんぴょう、ゼンマイ、きくらげなどの山のものを一緒に煮込み、保存料などの添加物は不使用。ごはんのお供にもおつまみにもぴったりです。(とのむらざこ煮店 上田市別所温泉1720 TEL 0268-38-3536)


良質な泉質を誇る南信州最大の温泉郷
昼神温泉

昼神温泉

昭和48(1973)年に発見された新しい温泉地。泉質は肌をすべすべ滑らかにする強アルカリ性で、保湿に欠かせない塩分やナトリウムイオンも豊富であることから「美肌の湯」ともよばれます。日本一の星空、街道沿いに植えられた5000本の花桃など四季折々の景色が楽しめ、毎日開催される名物の朝市も魅力。2月末まで各旅館の玄関先では、冬の風物詩の「湯屋守様」が出迎えてくれます。

HIRUGAMIYAGE

HIRUGAMIYAGE
昼神温泉の優れた美肌温泉を毎日のスキンケアに取り入れようと、昼神温泉郷の女性スタッフたちが、配合する美容成分やデザインにこだわり、自分たちで使用感を試して試作を重ね開発した昼神温泉郷公式オリジナルブランド商品。(阿智☆昼神観光局 下伊那郡阿智村智里338-25 TEL 0265-43-3001)


殿様も愛したレトロな温泉街
浅間温泉

浅間温泉

開湯1300年の歴史を誇り、江戸時代には松本城のお殿様が通った名湯。明治時代には与謝野晶子や竹久夢二ら多くの文人墨客にも愛され、城下町松本の奥座敷として知られています。県内トップレベルの湯量を誇り、源泉の温度も約50℃なので、加水や加温すらしない「完全掛け流し」のお風呂が多いのが特徴。松本観光はもちろん、スキーや登山帰りにぶらりと楽しめるロケーションも魅力です。

お新粉餅

お新粉餅
白米を粉にした新粉で作る浅間温泉の名物で、明治時代から伝わる代表的な郷土菓子。独特のコシとツルツルとした口触り、ソフトな食感、甘さ控えめのこしあんが特徴で、今や宮島商店のみで販売される銘菓です。懐かしい雰囲気と素朴なおいしさ、縁起のよい鶴のモチーフもかわいく、おみやげとしても最適。(宮島商店 松本市浅間温泉1-31-20 TEL 0263-46-1658)

浅間温泉まんじゅう

浅間温泉まんじゅう
長年浅間温泉に通っていた永六輔さんによるかわいらしいデザインが好評な温泉まんじゅう。温泉の源泉を使った生地は黒糖入りとそば粉入りの2種類で、こしあん、つぶあんを常時用意しています。そば粉入りは季節ごとに楽しめる桜あんや味噌あん、栗あんといったバリエーションも魅力。(御菓子処美月堂宮田名産店 松本市浅間温泉3-2-1 TEL 0263-46-2528)

この記事は2019年1月時点の情報です。
取扱商品等は変更になっている場合がございますので、ご了承ください。

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