高原野菜の聖地、八ヶ岳東山麓へ2015.07.22
全国的にも有名な川上村のレタスをはじめ、夏でも冷涼な八ヶ岳東山麓は国内でも有数の高原野菜の産地。
聖地ともいえるこの地域で農業を営む方々から、野菜にかける想いやこだわりを伺います。
JA長野八ヶ岳の南牧支所では約10~12万ケースのブロッコリーを出荷
野辺山でブロッコリー一筋、40年
「徹底したこだわりが作る 極上の甘みと味わい」
高見澤さんがブロッコリー作りをはじめたのは18歳、まだ世の中でも珍しい野菜だった頃。当初は経験者が少ない上に栽培が難しく、畑一枚が全滅してしまったこともあったそうです。
特にこだわっているのは土作り。地元の畜産農家から集めた堆肥などを独自にブレンドして作ります。
「毎年同じ肥料を与えるだけでは駄目。成長や気候をチェックして、調整するんです」。
その配分は長年の経験を積み重ねた高見澤さんだからこそできるもの。
そんな徹底した品質管理や栽培方法へのこだわりが評価され、平成20年には部門別の品質向上品評会で農林水産大臣賞を受賞。信州が誇る逸品ともいえるブロッコリーを今年も作り続けています。


夏場の露地ものは全国トップクラスの出荷量を誇る野辺山高原で、約40年間ブロッコリーを専門に栽培。
ブロッコリーは味もさることながら通常の1.5倍以上はある大きさも驚き!南牧村のJA直売所ではなんと150円で購入できます。
「プライド」のメンバー
夏だから味わえる柔らかな生白菜
「海と山のミネラルを含む プライドをかけた白菜」
こだわりの白菜作りを目指し、まず取り組んだのは土壌改良。独自の炭焼工房を作り、浄化能力が高いと言われる炭を堆肥と混ぜて畑へ。その効果により炭が持つミネラル成分も白菜が根から吸収するようになります。
さらに、苗には薄めたにがりも散布。まさに海と山のミネラルを含んだ白菜なわけです。
「良いものを目指すのは手間も掛かるし大変。でも自分たちがおいしい白菜を作ってやる!という想いが活動の根源ですね」と熱く語ります。
信州産の夏白菜はやわらかく生野菜サラダとして食べてほしい美味しさがあります。
ビタミンCやカルシウム・鉄分・カリウムなどのミネラルが豊富な白菜にこの夏はご注目を。


高品質の白菜生産と地域の技術向上を目的に平成17年に設立。共販で「プライド」ブランドの白菜を出荷。
生でもおいしい夏白菜はシーザーサラダで食べるのがおススメ!
ハウスでは黄色・オレンジ・紫などのカラートマトを栽培
東京から佐久市へ移住、農業女子に
「年々できることが増え 作ることの楽しさを実感」
ご主人と一緒に何気なく参加した1泊の収穫体験で農業への関心が高まり、就農条件の整った佐久市への移住を決心。育てて収穫するだけと思っていた農業が、石を掘り起こしたり、鹿よけの柵を作ったりと、さまざまな作業が必要だと身を持って学んだそうです。
就農2年目の今はご主人と畑21枚、田んぼ7枚、ハウス6棟を管理し、トラクターも乗りこなすアクティブ派に。「来たときは軽トラも乗れなかったんですよ」と笑顔を見せます。
植える幅を工夫して、形も美しいズッキーニを収穫
今年から始まった、若い女性農業者の仲間づくりを進める「NAGANO農業女子」にも積極的に参加。
少しずつできることが増え、仲間の輪も広がる農村生活にしあわせを感じる日々を過ごしています。


愛知県出身で4年前に東京から佐久市へ移住。
農業学校で2年間研修し、現在就農2年目。ほうれん草やスナップエンドウ、ブロッコリー、水稲にも挑戦中。