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信州のココが好き。信州のココが好き。

俳優 遠藤憲一さん

俳優 遠藤憲一さん

映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」は山極博士の故郷である上田市でほとんどのロケを行いました。日本の原風景のような美しい山や川。時を超え、いまそこに山極博士がいらしてもおかしくはない空気感の中で撮影ができました。映画に、山極博士が歳を重ねてから妻と二人で千曲川のほとりに立つシーンがありますが、景色が胸に沁みましたね。スクリーンでその雰囲気を共感してもらえたらうれしいです。

時を同じくして、大河ドラマ「真田丸」の上杉景勝役としての撮影もあり、何とも上田には縁があると感じています。上田のみなさんが地元出身の歴史上の人物をとても大切にされていて、永く温かく大切にされている様子を見聞きし、決して諦めず研究を続けてきた山極博士が上田の方だということが、妙にストンと心に落ちました。

「また来てね」と多くの方から声をかけられているうちに、上田は何度も訪れたくなる町になりました。戦国時代を知恵で生き抜いた真田の人たちも、後世は、上田に帰りたいときっと思ったことでしょうね。

– Profie –
1961年生まれ、東京都出身。1983年、NHKドラマ『壬生の恋歌』でデビュー。以降、数々のドラマ・映画に出演し、個性派俳優として活躍。『DISTANCE』(01/是枝裕和監督)で第16回高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞。主な映画出演作に、『月はどっちに出ている』(93/崔洋一監督)、『金融腐蝕列島[呪縛]』(99/原田眞人監督)、『DEAD OR ALIVE 2 逃亡者』(00/三池崇史監督)、『ハゲタカ』(09/大友啓史監督)、『ストロベリーナイト』(13/佐藤祐市監督)、TV「大河ドラマ真田丸」(16/NHK)など。

映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」12月17日(土)より有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー
大正時代の初期に世界で初めて人工的な癌の発生実験を成功させ、ノーベル医学生理学賞候補にもなった信州・上田出身の病理学者・山極勝三郎の生涯を、遠藤憲一主演で描いた人間ドラマ。16歳で長野から上京後、東京帝国大学の医科に入学し、32歳で東京大学教授に昇進した勝三郎。妻かね子との間に3人の子どもを授かり、幸せの絶頂だった勝三郎を結核が襲う。病を患いながらも「癌を作ることができれば、癌は治せる」という信念のもと、うさぎの耳の細胞に刺激を加え続けることで人工癌を作る実験を繰り返していくが……。遠藤が主人公・山極勝三郎の学生時代から晩年までの40年を演じ、勝三郎を支える妻・かね子役を水野真紀が務める。
【監督】近藤明男 【プロデューサー】永井正夫
【出演】遠藤憲一 水野真紀 豊原功補 高橋惠子 ほか
映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」公式ウェブサイトはこちら

うさぎ追いし 山極勝三郎物語×銀座NAGANO公開記念キャンペーン

映画「うさぎ追いし 山極勝三郎物語」
期間:12月17日(土)~1月20日(金)
映画をご覧いただき、銀座NAGANOに半券をお持ちいただいた方先着50名に上田市オリジナルのハンドタオルを差し上げます。さらに抽選で10名に本作の遠藤さんサイン入り「完成台本」をプレゼント!
劇中で交わされるセリフやナレーション、アクションなど、全てが記載され、通常はスタッフや役者さんしか入手できない作り手の全ての想いが込められたとても貴重な一冊です。
場所:2F観光インフォメーションコーナー

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