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信州のココが好き。信州のココが好き。

ジャーナリスト 池上彰さん

池上彰さん長野県工科短期大学の記念講演で訪れた上田駅にて(6月27日)

私と松本には、少し不思議な巡り合わせがあるんです。
もともと池上家のルーツは松本で、祖父の代に東京に移り住みました。
父は東京で就職し、転勤先の松本で母と出会い、私が生まれたんです。
暮らしたのは3歳までですが、ここ数年毎年夏には信州大学に来ていますし、切っても切れないつながりがあると感じています。
そんな縁もあってか、雄大な山々を目の前にしていると、すごく気持ちが落ち着きますね。

好きな食べ物も多いです。
中でもやっぱり蕎麦!
全国各地のいろいろな蕎麦を食べましたが、信州蕎麦が一番美味いですね。
あと、最近気付いたのが、おやきが進化していること。
母の実家に行った時など昔から食べていましたが、皮や具の種類も多くおいしくて驚きました。

長野県人は、議論好きで理屈っぽい人が多いとよくいわれますが、それは、自分たちのことは自分たちでやるという心意気と行動力があるからだと思います。
そんな気風も長野県の誇れる魅力なのではないでしょうか。

– Profie –
1950年、長野県松本市生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、NHKへ入局。社会部記者やニュースキャスターなどを歴任。「週刊こどもニュース」ではニュースに詳しいお父さん役として人気に。2005年NHKを退局後は、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍など幅広いメディアで活躍。信州大学特任教授として信州大学松本キャンパスにて夏期集中講義も行っている。

信州のココが好き。