商店街、温泉、酒蔵など、見どころ満載!
諏訪、ぶらり散歩のすすめ Vol.2
「諏訪五蔵」の紹介と、コラム「諏訪の地と酒づくり」
2022.03.15
株式会社舞姫
1894年より日本酒造りを開始。代表銘柄は翠露・高尾の天狗・信州舞姫。「甘・辛・酸・苦・渋」の五味が調和した旨口の酒。酔うための酒から、味わい楽しむ酒へ。杜氏と蔵人が力を合わせた『和醸良酒』が、爽やかな酔い心地へと人々を誘います。
麗人酒造株式会社
1789年創業。代表銘柄は麗人。創業当時の大黒柱や棟札が残っており、二百三十年余続く造り酒屋の歴史を裏付けています。平成11年よりクラフトビールの醸造も開始。
酒ぬのや本金酒造株式会社
1756年創業。代表銘柄は本金、太一。創業から250余年、裏表の無い商売を心がけ常に本物を目指し、喜ばれ、愛される1番(金)の酒を願い、素朴で温かい酒を醸し続けています。
伊東酒造株式会社
1955年創業。代表銘柄は横笛。手仕事で酒本来の香りののった味が引き出された商品を取り揃えます。人の手で、造れる量だけ、丁寧な商品作りを行う蔵元です。
宮坂醸造株式会社
1662年創業。代表銘柄は真澄。造り手自身が舌鼓を打って飲める酒。大切な家族に安心して勧められる酒。親しい友人に胸を張って贈れる酒。私達がお客様にお届けしたいのはそんな真澄です。
諏訪の地と酒づくり
朝廷や神社への供物として造られたのがはじまりといわれる日本酒造り。なかでも諏訪地域にはさまざまな記録や伝承が残されています。
たとえば、室町時代に書かれた「諏訪明神絵詞」には、諏訪神社には酒室の社があり、酒造りの太夫が置かれ、毎年7月26日に礼祭が行われていたことが記されています。
また、お隣の茅野市には、酒トギの神を祀る「酒室神社」や、古代より濁酒造りの神事が行われ、現在まで連綿と受け継がれている「御座石神社」などもあり、諏訪の地と酒造りのつながりの深さが感じられます。
〔出典:信州の酒の歴史(発行:昭和45年10月20日 発行者:長野県酒造組合)〕