癒しの神域が育む「戸隠竹細工」の魅力
- 当日受付

自然に暮らす
堅牢で使いやすく、網目の機能美にも人気がある戸隠竹細工。
地元のそば店はもちろんのこと、全国に大勢の愛用者がいます。
歴史は古く、約400年前から地域の人たちの生活の中から始まった手仕事です。
戸隠山に自生する細く長い竹「根曲がり竹(チシマザサ)」を使い、材料の採取・加工から仕上げまで、全てを一人ひとりの職人により手仕事で進められています。
そんな戸隠竹細工に欠かせない根曲がり竹を保護するため、技術と併せて山を守る精神と活動も受け継がれています。
しかしながら現在は、後継者不足という切実な問題に直面していて、産地の大きな課題となっています。
今回のイベントでは、戸隠竹細工の熟練職人の実演などを通じ、戸隠神社や山々とともにある地域の暮らしに根付く文化を感じていただく予定です。
移住に興味・関心のある方には、個別相談も対応しますのでお気軽にお越しください。
【イベント内容】
- 癒しの神域が育む「戸隠竹細工」の魅力
暮らしに根付く戸隠竹細工の魅力を、戸隠の風土や文化とともに職人が紹介します。 - 戸隠竹細工の製作実演
熟練した職人の解説を交えた竹細工の製作工程をご覧ください。 - 展示品見学、フリートーク
堅牢で使いやすく機能美を兼備えた商品の数々を展示します。
-
戸隠中社竹細工生産組合長 組合長 井上 栄一さん
昭和29年、長野県上水内郡戸隠村(現、長野市)生まれ。
昭和58年、祖父に師事し竹細工をはじめ、平成13年から組合理事を歴任し、平成28年からは組合長に就任。
初心者から職人まで技術のレベルに応じた講習会「戸隠竹細工ラボ」を開催し、「戸隠竹細工」の後継者育成・ブランド化を図る活動に取り組む。
自らは、竹細工によるコーヒードリッパーを製作するなど、現代の生活様式にあった戸隠竹細工を提案している。
-
戸隠中社竹細工生産組合長 副組合長 曽根原 公夫さん
昭和32年、長野県上水内郡戸隠村(現:長野市)生まれ。
昭和60年、父に師事し竹細工をはじめ、平成22年から組合理事を歴任し、平成28年からは副組合長に就任。
竹細工職人であるとともに戸隠の文化、風土に精通し、そば打ち職人やスキーインストラクターとしても活躍している。
- 開催日2019年02月28日(木)
- 時間13:30~15:50(受付開始 13:00)
- 定員32名(先着順)
- 参加費無料
- お問い合わせ長野県長野地域振興局商工観光課 TEL 026-234-9528
- URLhttps://www.pref.nagano.lg.jp/nagachi/nagachi-somu/index.html